西区内の小学校児童の登下校の見守り活動に従事していただいている、西区老人クラブ連合会会員様方に対し、『騙されないぞ!袋』と題したクリアメッシュケースをお渡しいたしました。

詐欺犯からの「アポ電」と呼ばれる電話が西区内に限らず、大阪府内で毎日沢山の高齢者宅にかかっています。
いわば「数打てば当たる」の作戦なのです。
警察官や役所、銀行員などを装い電話をかけてきます。電話では相手の顔が見えません。それを逆手に取っているのです。
その電話の内容を信用してしまい、次に訪問してきた、それらしい恰好をした「受け子」と呼ばれる犯人にお金や通帳、キャッシュカード等を渡してしまったり、ATMで説明されるがままに操作をすることで、犯人グループの口座にお金を振り込んでしまうのです。令和3年7月末時点で約14億円の被害が出てしまっています。

詐欺犯から電話がかかってきたとしても、お金や通帳、キャッシュカード等を渡す前に相手の話が本当かどうか疑い、相手が偽物であると気づくことができれば被害は未然に防ぐことができます。
そのために今回お渡しした、『騙されないぞ!袋』を活用していただきたいと思います。

西警察署長の挨拶です。
西区老人クラブ連合会会長への贈呈です。
西警察署員から『騙されないぞ!袋』の活用法ついての説明です。